2010年11月19日

リボソームとノーベル賞

リボソームの構造とtRNAを調べていたら、このテーマは
2009年のノーベル化学賞のテーマでした。
1990年代の結晶化解析の3人の業績に対してで
あったが、実は1970年代に野村真康先生という
日本人がほぼ解明していた。ウィーバーの分子生化学の
教科書に大量に先生の業績と共に掲載されていた。
本当は日本はもう一つノーベル賞を取っていてよかった。
資料が見付かるのと理解するのは別のことなので、
これから私もがんばりたい。
最新のテーマの領域に迷い込んでいたようです。
posted by ヘフティー at 17:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月17日

tRNA,ribosomeとリボザイム

リボザイムの理解のためにはtRNAの予備知識が必要そう
なので、勉強し始めたら、知らない間に分子生物学が
大進歩していて苦戦中です。授業ではやっているのでしょう。
tRNAの基本はヘアピン構造のもので、ヘアピン部分の
3つの塩基がmRNAの3つの塩基コドンに対応する
アンチコドンになっている。ヘアピンの反対側が
tRNAの5’端と3’端でペアリングしてアミノ酸結合
部位になっている。ピンの途中が膨れてクローバー状と
いうか、十字架状になっている。
各々のtRNAは対応するアミノ酸に固有のもので、
アンチコドンとは関係なしに、クローバーの立体構造が
アミノ酸を抱き込む形になってるようだ。
tRNAとアミノ酸の結合にはアミノアシルtRNA合成酵素が担う。
細菌リボソーム(70S)は雪だるま状の構造をしていて
50Sの大サブユニットと30Sの小サブユニットからなる。
mRNAは小サブユニットに固定される。これにtRNAのアンチコドン
が結合して大サブユニットによってアミノ酸が連結されて行く。
50S大サブユニットはいくつかの部分から出来ているが
その中の23SrRNAはアミノ酸間のペプチド形成を
触媒するリボザイム、ペプチド転移酵素なのだそうだ。
まったく理解できないが、ここがこれから調べようと
している領域だ。
posted by ヘフティー at 17:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月11日

Romiplostim,血小板増加薬

1,
AMG531 stimulates megakaryopoiesis in vitro by binding to Mpl.
Broudy VC, Lin NL.
Cytokine. 2004 Jan 21;25(2):52-60.
2,
Pharmacodynamics and pharmacokinetics of AMG 531, a novel thrombopoietin receptor ligand.
Wang B, Nichol JL, Sullivan JT.
Clin Pharmacol Ther. 2004 Dec;76(6):628-38.
3,
Romiplostim or Standard of Care in Patients with Immune Thrombocytopenia
David J. Kuter, et al
N Engl J Med 2010; 363:1889-1899November 11, 2010

1,
Amgenと言うのはアメリカのbiotechnologyの会社。武田と提携。
TPO(thrombopoetin)の受容体(Mpl)
TPOの受容体にFcレセプターで結合するrecombinant 蛋白AMG531
を合成した。
AMG531はTPOと同様に、培養系でMgkや血小板に成熟した。
2,
人間に投与したら、静注でも皮下注射でも、血小板を増加した。
12日から16日でピークになり、28日で元の値に戻った。
頭痛や喉の痛みの訴えがあった。
3、
従来方法のグループに比べて血小板数において2.3倍など
効果の差は圧倒的でスタンダード治療になりそうだ。
posted by ヘフティー at 20:21| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月06日

TSC1,mTOR,Everolimus

Everolimus for Subependymal Giant-Cell Astrocytomas
in Tuberous Sclerosis

Darcy A. Krueger et al
N Engl J Med 2010; 363:1801-1811November 4, 2010
mTORはRASの下流で細胞増殖に働いている。
結節性硬化症の原因遺伝子TSC1とTSC2、特にTSC1は
mTORを抑制している。
TSC1,TSC2の変異による抑制機能不全が腫瘍形成
促進に働く。
mTOR抑制薬、evrolimusに腫瘍縮小効果とてんかん
発作回数に効果があった。
posted by ヘフティー at 18:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月01日

ハンマーヘッド型リボザイム

リボザイムというのはどうもブログが書きにくい。
理解が難しいからののだろう。
菊池洋先生のレビューくらいしか解りやすい日本語文献が
ない。
「変身したRNA像」or
ttp://nichiju.lin.mag/05201/01-1.htmで検索してください。
freeでダウンロードできます。
nichijuというのは日本獣医学会誌で医学部図書館には
無いでしょう。この図のハンマーヘッド型リボザイム。
自己切断部位。標識となるモチーフなどが解りやすい。
ハンマーヘッドとは金づちだが、一方が短いイメージを
表してるのだろうか?
ttp://hoshinabe.ojaru.jp/386_meijikuren/386.huml
田中好幸著
「ハンマーヘッド型リボザイムー金属イオン相互作用の
分光学的解析」
薬学雑誌 123(5)305−313(2003)
前述のモチーフに金属イオンが結合し、切断活性を担う
触媒金属というような点を検討しているようだ。難解。
これもダウンロード出来ます。論文タイトルの一部で。
posted by ヘフティー at 12:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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