2011年02月28日

tauの燐酸化とAD

Tau in Alzheimer disease and related tauopathies.
Iqbal K, Liu F, Gong CX, Grundke-Iqbal I.
Curr Alzheimer Res. 2010 Dec;7(8):656-64.
正常のおとなの脳のtauの燐酸化は2or 3個だが、
アルツハイマーの脳はその3or 4倍も燐酸化され
ている。
アルツハイマーのtauは重合化して
paired helical filament(PHF)となり、
straight filament(SF)とまじりあって
neurofibrilary tangelesを形成する。
tauは、成長の過程や麻酔や低体温でも一時的に
hyperphosphorylationされることがあるが、ADの
tauとは異なっている。
fronttemporal dementiのtauの変異は異常な
hyperphosphorylationを亢進させている。
異常に燐酸化されたtauは他のtauやMapsの機能を
抑制し、自身はPHF/SFにself-assembleして行く。
tauの異常なhyperphosphorylationの抑制がADの
治療に繋がるだろう。
posted by ヘフティー at 14:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Tauの研究

1、
Microtubules from mammalian brain:
some properties of their depolymerization products
and a proposed mechanism of assembly and disassembly.
Kirschner MW, Williams RC, Weingarten M, Gerhart JC.
Proc Natl Acad Sci U S A. 1974 Apr;71(4):1159-63.
tubulinの集合、離散assembly,disassemblyを電顕で観察、確認。
低温で解離、常温で集合。EGTA添加でCaを除くと集合、添加で
離散。コルヒチン添加で再集合しなくなる。
染色体検査のコルヒチン使用の仕組み。
2,
Microtubule assembly in the absence of added nucleotides.
Shelanski ML, Gaskin F, Cantor CR.
Proc Natl Acad Sci U S A. 1973 Mar;70(3):765-8
この文献は結果よりも脳からtublinを集める方法に
Shelenskiのメソッドとして引用される。
ホモジナイザーで破砕された脳を超遠心し硫酸アンモニウムの
沈殿物を除く。
GTP添加により集合は亢進するが、無くとも集合すると
言うが混入してたようだ。当時はMAPの存在は不明。
当然、混入している。
3,
A protein factor essential for microtubule assembly.
Weingarten MD, Lockwood AH, Hwo SY, Kirschner MW.
Proc Natl Acad Sci U S A. 1975 May;72(5):1858-62
これがTauの発見とされる論文だが業績をいくつかの
研究者に分散させたこともありよく理解できない。
理解できてからブログをつくると進行しないので
わからないまま進む。
posted by ヘフティー at 10:33| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月24日

アルツハイマーの燐酸化過多

31P nuclear magnetic resonance (NMR) spectroscopy of brain
in aging and Alzheimer's disease.
Pettegrew JW, Withers G, Panchalingam K, Post JF.
J Neural Transm Suppl. 1987;24:261-8. Review.

NMRとは核磁気共鳴
スペクトルから分子を構成する原子1つ1つを区別し見ることができ、
分子を構成する原子同士のつながりがわかる。
この雑誌はalzheimerやパーキンソンの基礎的な研究そ雑誌だそうだが、
サマリーしか読んでない。

アルツハイマーの脳の燐酸の取り込みが亢進していた由。

沈着するアミロイドが燐酸化酵素を亢進させTauの燐酸化が亢進し
フィラメント化してアルツハイマーになるというストーリーが
主流だったのが、疑問視されてきたのが流れか?
posted by ヘフティー at 12:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月12日

色々なMAP

Structure and function of mammalian brain microtubule-associated proteins].
藤井敏弘、信州大学繊維学部
薬学雑誌. 1994 Jul;114(7):435-47. Review. Japanese.
微小管を注出してそれに付随してきたものをMAPと
したが、MAP1Cは神経軸索のキネシンやダイニンだったので
運動MAPとされた。一方MAP1A,MAP1B,MAP2やMAPTは微小管の
重合、脱重合に関係し、構造MAPと呼ばれた。
MAP2は神経細胞の細胞体、樹状突起に存在し、特に樹状突起の
成長に重要らしい。
タウは神経軸索に多量に存在する。MAPには燐酸結合部位が
沢山あり、種々のキナーゼが関係する。
アルツハイマー病のタウが異常に燐酸化されている問題が
これから検討する中心である。
MAP2やタウのN端末にAP配列と呼ばれる繰り返し配列が
あり、tubulinとの結合部位で成長段階で3個から4個に
変化したりする。
posted by ヘフティー at 18:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月09日

MAPとは何か?

MAPと言えばmitogen-activated proteinが一般的で
成長因子のカスケードでRASの更に下流にあるが、
今回のMAPは「microtuble-associated proteins」で複数ある
のでMAPsと書かれることも多い。
microtuble微小管の構成因子であるtubulinを連結して微小管を
つくる。この種の反応の表現で、assemble,aggregate,polymerize
などがあり、難解だ。MAPは系統発生で変化しているらしく、
どの種の話をしているかも関係するようだ。
微小管は細胞の形を規制もしているし、mitosisの時に染色体を
動かしてもいるから、それぞれのタイミングで出現、消失も
する。だからそれを調節する物質も次々と発見され何をMAP
と言うのかも混沌としてくる。一般にはMAP1,MAP2,MAPT,MAP4
がよく出てくる。MAP3は、MAPTと書かれるが、Tはギリシャ語
でタウTauと読まれる。アルツハイマーやパーキンソンの関係が
注目されているが、細胞生物学の基本に関係するから、解明に
苦戦しているのも当然である。
posted by ヘフティー at 15:54| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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