2012年03月21日

FGFと神経発生

Basic fibroblast growth factor induces differentiation of neural tube
and neural crest lineages of cultured ectoderm cells from Xenopus gastrula.
Kengaku M, Okamoto H.
Development. 1993 Dec;119(4):1067-78
東大の脳研の論文。データがきれいなので引用が多い。
解説が丁寧なので勉強になる。
外胚葉ectodermから神経板ができて、それが窪んで、U字状になる。
このくぼみはじめの部分に突起ができて、心電図のV1のsmall rのようになる。
これが窪みの両側にできる。この両側の突起をneural crestと言う。
crestというのはトサカとか山の頂上とか王冠の突起部分の意味。
この窪みはやがで、管状になってneural tube神経管とよばれる。
neural crestを最初は神経冠と訳したが、しんけいかんの日本語が
紛らわしいので、神経堤と名付けた。
神経管neural tubeからは中枢神経ができる。
神経堤neural crestから末梢神経とmelanophoreができる。
外胚葉から上記のものができるがそれ以外はepidermisになる。

受精した胚が卵割cleavageして細胞増加。桑実胚morulaから
内腔形成。精子の侵入側、動物極。反対が植物極。
侵入時にオスの中心体を最初に入れる。ここからmicrotuble
のネットをつくる。microtubleのactinが内部表層下を回転させる。
表層下を回転しながら、Wnt,Frizzled系のシグナル蛋白のDsh;
Disshevelledをつくり運ぶ。これを植物極を越えて反対側へ運ぶ。
最初に通った側が腹になり、運ばれた側が背になるそうだ。
内腔を持った胚の動物極側が落ち込む。これが原腸gastrula.
入り口が原口。xenopusはツメガエル。
ここまでが論文タイトルの語意説明。
続く。
posted by ヘフティー at 19:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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