2017年01月14日

肺の非小細胞癌と小細胞癌の遺伝子による鑑別

Loss of YAP1 defines neuroendocrine differentiation of lung tumors.
Ito T, Matsubara D, Murakami Y.
Cancer Sci. 2016 Oct;107(10):1527-1538.

肺癌は非小細胞癌NSCLCと小細胞癌SCLCに分けられる。
大細胞癌LCNECといって大型だが小細胞癌のように神経内分泌機能が
あり分類があいまいなものもある。
現在まで細胞遺伝学的な検査でこれらを区別できるものはない。
YAP1遺伝子は細胞の大きさに影響する遺伝子main Hippo pathwayを
支配する遺伝子である。
非小細胞癌189の内YAP1の消失していたものは6例、3%
小細胞癌、41例中、YAP1の消失していたのは40例、98%
大細胞癌、30例中、YAP1の消失していたものは18例、60%
非小細胞癌と小細胞癌は大部分を区別でき、大細胞癌は両者の混在を
思わせる、従来の予測に一致する驚くべき結果が出た。
posted by ヘフティー at 15:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月29日

お知らせ

アポトーシスをさらおう 第2巻に転移しました。
posted by ヘフティー at 19:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月19日

テトラヒメナと生物の分類

テトラヒメナtetrahymenaとは何か?
最近の分子生物学、細胞生物学の進歩の大部分に使われてる生物で、
水中のどこにでもいる、単細胞生物。
従来の原生動物であるが、生物の分類が遺伝子の研究で一変して
しまったため、原生動物があちこちに分散してしまった。
動物、植物、その他の、のどかなものでなくなった。

界の上位に3つのドメインがある。
1、真性細菌ドメイン;bacteriaのグループ
2、古細菌ドメイン
3、真核生物ドメイン

真核生物ドメインの中を精子の鞭毛の数などで
1、ユニコンタ;動物、真菌、アメーバなど
2、バイコンタ;植物、藻、

バイコンタbikontaの中を6つに分ける。
1,エクスカバータ界
2,リザリア界
3,植物界
4,ストラメノパイル界
5,アルベオラータ界
6、ハクロビア界

Domain: Eukaryota
(unranked): Alveolata
Phylum:Divisionとも言う。(門) Ciliophora 、繊毛虫門
Class:          (綱)Oligohymenophorea、貧膜口網
Order:          (目)Hymenostomatida、ミズケムシ目
Family: Tetrahymenidae   (科)Tetrahymena 、テトラヒメナ科
Genus:
posted by ヘフティー at 16:01| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月30日

Decapentaplegicとは?

Decapentaplegic: a gene complex affecting morphogenesis
in Drosophila melanogaster.
Spencer FA, Hoffmann FM, Gelbart WM.
Cell. 1982 Mar;28(3):451-61.

Decapentaplegic=deca+penta+plegic=15のdefect=DPP
一連のimaginal discsの染色体つまり遺伝子に異常があると、
imaginal discに欠損や重複が起こり、種々の形態異常がおきる。
ショウジョウバエを障害の程度により6段階に分類していて
6番目は胚での死亡になる。
触覚としてのアンテナ、複眼の異常、羽の異常、足の末端の異常
生殖器、肛門、尾部の異常もある。
染色体の22、23番目あたりに連続している。

ここで論文タイトルをみると形態形成に関与する一連の新しい遺伝子群
の論文にみえる。
なんだこれはホメオ遺伝子のことじゃないかと思うのは
もっともである。読んでいてそこが解からない。
ただ、DPPは856の文献がヒットし、今年の分もいろいろある。
無駄手間を覚悟しながらもう少しやってみる。
maginal discsが解かってないたたりかも知れない。
posted by ヘフティー at 00:14| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月23日

imaginal discとは何か?

「imaginal disc」とは何か?と言うのは難しくて私には
よく解からない。ハエなどの幼虫に存在し蛹になると
体表部分に変化し、成虫になると羽、足、触覚に変化
するそうだ。実物で感じないと理解しにくいようだ。
「imaginal disc nature」で検索すると何番目かに
画像検索の結果というのが出るから、
その6ページ目の本の表紙の横に虫の絵の下に線で
結ばれている。あのカケラのようなものらしい。
今後色々この言葉を使うが解かって使っているわけ
でない。

↓の文献の絵らしいが、実物はみていない。

Nature Reviews Genetics 3, 176-188 (March 2002)
The art and design of genetic screens: Drosophila melanogaster
Daniel St Johnston

amazonでimaginal discを検索するとよさそうな本が沢山ありかつ
安いが読みきれないだろうから躊躇。
posted by ヘフティー at 17:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月15日

TGFベータ

TGF-beta
1,これは重要。私の想像しているよりも、もっと重要な気がする。
2,TGFβに1,2,3の3種類あるようだがこれはそれほど重要で
 ないのか?
3,TGFβ受容体にT型、U型、V型の3種類あるがT、Uが重要。後記。
4,TGFβは下流にSMADにつながり、これが転写因子の抑制。
 TGF=SMAD系は抑制機構。
 TGFスーパーファミリーと言われるが、沢山、色々あるという
 意味で、たいした意味があるわけでない。
 アクチビン、BMPが代表で、BMPが外胚葉の神経系への移行
 抑制作用があるということから、ここでTGFβを取り上げて
 いるわけです。後記。
5、臨床の色々な病気に結び付いて行くようだ。後期
posted by ヘフティー at 19:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月13日

TGFα

Roles for transforming growth factor-alpha in gastric physiology
and pathophysiology.
Coffey RJ, Romano M, Polk WH, Dempsey PJ.
Yale J Biol Med. 1992 Nov-Dec;65(6):693-704; discussion 621-3. Review.

TGFにはアルファとベータがあるが、教科書などはほとんどベータの
話でアルファは無視されている。つまり知らなくていい問題ということ。
download freeの文献がやっとあった。びっくりの内容で自信がない。
TGFβはアルファとはほとんど関係ないという理解が重要。
アルファに関して最も重要なことは、専門の受容体がなくて
EGFの受容体に付くということだ。
TGFαはkeratinocyte,macrophage,乳腺上皮、消化管上皮などに
存在する。この文献では胃のムチン分泌などに関係するようだ。
胃の巨大皺襞のメネトリエの過形成、乳癌、皮膚がんの論文が
いくつかある。
posted by ヘフティー at 18:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月28日

デフォルトとは何か?訂正と謝罪

1,
Neural induction in Xenopus laevis: evidence for the default model.
Weinstein DC, Hemmati-Brivanlou A.
Curr Opin Neurobiol. 1997 Feb;7(1):7-12. Review
2,
Epidermal induction and inhibition of neural fate
by translation initiation factor 4AIII.
Weinstein DC, Honoré E, Hemmati-Brivanlou A.
Development. 1997 Nov;124(21):4235-4242
"default"と言う単語の意味は本来持っている使命が遂行出来なく
なることだ。日本国債は返済すべきものだが、あまり増えると、
返済不可能になる。それがdefault。
原腸形成期のventralはepidermisになり、dorsalは神経系になる。
Weinsteinの理論は、ventralはもともとepidermisになる。
dorsalは放置しておくと、epidermisになってしまうが、BMP処理を
して、epidermis inducerをブロックすると、神経になる性質が元来
あるという。
何が何のデフォルトなのか、解かったような解からない話。
後に、部分的にはくつがえるらしい。
私の記載を少し読み返すと、論理がつながらない。
文献をあまりいろいろ読むとその内容は書いたか解からなくなり、
途中が抜けてしまいます。
発生学の医学の教科書は前部ダメ。医学というのは生物学は
解かっているという前提で書いてある。
生物学が次々に進歩して変化してしまうので、追いついてない。
医学書は値段も馬鹿高い。私がいいと思ったのは
オーム社「発生生物学」3800円続きを読む
posted by ヘフティー at 18:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月26日

FGFとBMP

1,
Initial anteroposterior pattern of the zebrafish central nervous system is
determined by differential competence of the epiblast.
Koshida S, Takeda H.
Development. 1998 May;125(10):1957-66.

2,
Inhibition of BMP activity by the FGF signal promotes
posterior neural development in zebrafish.
Koshida S, Takeda H.
Dev Biol. 2002 Apr 1;244(1):9-20.
3,
FGF-4 and BMP-2 have opposite effects on limb growth.
Niswander L, Martin GR.
Nature. 1993 Jan 7;361(6407):68-71.


epiblastとは?
原腸をつくる前は内胚葉も中胚葉もない。
原腸をつくる前は外胚葉ばかりみたいなものだが、
外胚葉とは内胚葉に対比する言葉だから、その段階はepiblastという。
検索すると2万以上でる重要単語。embryonic stem cellのことか?
ES細胞。
anter patternの誘導物質として、Noggin,Follistatin,
Chordinはanteriorを作るシグナルで、
retinoic acid,FGFs,Wntsはposterorをつくるシグナル。
ゼブラフィッシュの原腸の入り口の後ろ側が厚くなっていて
Shield盾という。ゼブラフィッシュのオルガナイザー部分。
これを採取して、外側、epiblastの前部に移植すると神経組織が
できる。後部はもともと神経組織を作る機能がある可能性がある。
前部に移植したことにより、オルガナイザーが神経組織誘導作用が確認。
RNAiにより、FGFのレセプターをブロックしたら、オルガナイザーの
機能がなくなったのが1の論文。

シグナルがいろいろあるが、すべてが、BMPの話に収束していくらしい。
それと、ホメオの話が結びついた時に理解が進むと期待している。
オルガナイザーの理解は進んだが、背と腹、ventralとdorsalは
理解不充分。
posted by ヘフティー at 19:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月22日

FGFと神経発生の2

Basic fibroblast growth factor induces differentiation of neural tube
and neural crest lineages of cultured ectoderm cells from Xenopus gastrula.
FGFと神経発生の続き(Kennzaki論文)

神経発生各部位の単クローン抗体mAb脳研の作ったもの
N1;CNS neurons from neural tube
Me1;melanophores from neural crest
E3;skin epidermis
この3つで外胚葉の3つを区別する。
Mu1;for muscle cells、中胚葉を識別

原腸初期の外胚葉に種々の成長因子で処理。
上記の単クローン抗体の変化をみた。
塩基性のFGFだけ変化が起こった。
EGF,PDGF,TGFでは変化が起きなかった。
外胚葉の腹側ventralと背側dorsalをbFGFで反応させると、
初期にはdorsalはN1,neural tubeへ変化。腹側は神経堤と
melanophoreへ変化.
後期になると、melanophoreに変化。

陥入する原腸は内胚葉を作り、外表は外胚葉であるが、
原腸の入り口部分は中胚葉らしい。
原腸の入り口背部を初期の外胚葉に移植したら、もう一つの
頭部を作ったというのがシュペーマンの実験。
中胚葉の背部に神経形成促進物質がありそうで、その液性因子を
捜す研究である。

gastrulaは原腸で、gastrulationが原腸形成期とすると
論文タイトルのectoderm from gastrulaというのが
原腸から採った外胚葉となり、その点私には理解できない。
posted by ヘフティー at 18:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月21日

FGFと神経発生

Basic fibroblast growth factor induces differentiation of neural tube
and neural crest lineages of cultured ectoderm cells from Xenopus gastrula.
Kengaku M, Okamoto H.
Development. 1993 Dec;119(4):1067-78
東大の脳研の論文。データがきれいなので引用が多い。
解説が丁寧なので勉強になる。
外胚葉ectodermから神経板ができて、それが窪んで、U字状になる。
このくぼみはじめの部分に突起ができて、心電図のV1のsmall rのようになる。
これが窪みの両側にできる。この両側の突起をneural crestと言う。
crestというのはトサカとか山の頂上とか王冠の突起部分の意味。
この窪みはやがで、管状になってneural tube神経管とよばれる。
neural crestを最初は神経冠と訳したが、しんけいかんの日本語が
紛らわしいので、神経堤と名付けた。
神経管neural tubeからは中枢神経ができる。
神経堤neural crestから末梢神経とmelanophoreができる。
外胚葉から上記のものができるがそれ以外はepidermisになる。

受精した胚が卵割cleavageして細胞増加。桑実胚morulaから
内腔形成。精子の侵入側、動物極。反対が植物極。
侵入時にオスの中心体を最初に入れる。ここからmicrotuble
のネットをつくる。microtubleのactinが内部表層下を回転させる。
表層下を回転しながら、Wnt,Frizzled系のシグナル蛋白のDsh;
Disshevelledをつくり運ぶ。これを植物極を越えて反対側へ運ぶ。
最初に通った側が腹になり、運ばれた側が背になるそうだ。
内腔を持った胚の動物極側が落ち込む。これが原腸gastrula.
入り口が原口。xenopusはツメガエル。
ここまでが論文タイトルの語意説明。
続く。
posted by ヘフティー at 19:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月15日

BMP と Noggin

(BMP)
1,
Human osteosarcoma-derived soluble bone morphogenetic protein.
Bauer FC, Urist MR.
Clin Orthop Relat Res. 1981 Jan-Feb;(154):291-5.
2,
The reaction of the dura to bone morphogenetic protein (BMP)
in repair of skull defects.
Takagi K, Urist MR.
Ann Surg. 1982 Jul;196(1):100-9.

骨肉種から見付かったBMPは骨折や欠損歯の治療に、期待が大きいが
私の調べた範囲では治験段階か?
私の歯にも使いたい。

(Noggin)
3,
Expression cloning of noggin, a new dorsalizing factor localized to
the Spemann organizer in Xenopus embryos.
Smith WC, Harland RM.
Cell. 1992 Sep 4;70(5):829-40.
4,
Secreted noggin protein mimics the Spemann organizer
in dorsalizing Xenopus mesoderm.
Smith WC, Knecht AK, Wu M, Harland RM.
Nature. 1993 Feb 11;361(6412):547-9.
5,
Neural induction by the secreted polypeptide noggin.
Lamb TM, Knecht AK, Smith WC, Harland RM.
Science. 1993 Oct 29;262(5134):713-8.
高校の生物でやるシュペーマンのオルガナイザー形成体の正体
らしきものを発見してNogginと名付けた。Nogginというのは
子供言葉で’どたま’とか’おつむ’という意味らしい。
原口背唇部という場所に、未分化の細胞群に分化を引き起こす
作用があり誘導とシュペーマンは名付けたそうだが、胚の一部を
切り取って移植し頭二つの動物の絵は出ていたが内容は昔も今も
理解できていない。

「mantle organizer」で検索するとシュペーマンについての
素晴らしい解説があります。
posted by ヘフティー at 12:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月13日

retinoic acid

1,
Retinoic acid inhibits growth in agarose of early chick embryonic cells
and may be involved in regulation of axis formation.
Mitrani E, Shimoni Y.
Development. 1989 Oct;107(2):275-80.
2,
Retinoic acid alters hindbrain Hox code and induces
transformation of rhombomeres 2/3 into a 4/5 identity.
Marshall H, Krumlauf R.
Nature. 1992 Dec 24-31;360(6406):737-41.

1980年代にはもうビタミンAの不足で脳の奇形ができたり、
レチノイン酸RAで処理をすると胚の脳のforebrainに異常が出るのに
hindbrainに異常が出ないと解かってきていたが、1の論文のように
結論があいまいにしか書けていない。
1994年になると、2の論文のようにレチノイン酸処理で
hindbrainのrhombomereが一つ体節が後ろになると解かってきた。
胚の尾部で産生されるretinoic acidが前方では希釈され前後で
濃度勾配ができる。それがforebrain,midbrain,hindbrainを
造るという。ただしあらかじめ、前方の組織はforebrainになる
準備は出来ていて、低濃度のRAにさらされるとforebrainになる
のだろうと思う。
RAの受容体やRA分解機構の論文も多い。
posted by ヘフティー at 19:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月11日

Polarity

中心体と幹細胞について読むと細胞の並び方、中心小体の移動
など、位置、方向についての記載がありpolarity極性という
単語が目立つ。
planar cell polarity(平面内細胞極性)などという
とんでもない言葉も出てくる。planarはプラナーでなくて
プレイナーである。これに、Wntやカテニン、ホメオ遺伝子
まで出てきて、発生学の基本にもどってしまう。
体軸形成遺伝子群、体節遺伝子群、ホメオティック遺伝子群
などの理解も必要なようだ。全く付いていけない。
自分の愚かさを棚に上げて、不満を言うと、解説を書いてる
学者の説明が悪い気もする。
コンピューターのプログラミングでいうと、眼や鰓などの
個々の組織のプログラムをサブルーチンというか、オブジェクト
のようなものと、考える。
体節を造るメニュー。
色々用語は忘れた。体節は
for I=0
I=I+1と節が増加していく。
ここに部位を指定して眼や足をはめ込めば、体が完成。
足に眼が付いたりも、この説明で行く。
というようなことを寝ぼけて考えたがまとめて理解するのは
あきらめて、しばらく記載がバラバラになります。
posted by ヘフティー at 22:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月04日

イプシロン-tublin

1,
Delta-tubulin and epsilon-tubulin:
two new human centrosomal tubulins reveal
new aspects of centrosome structure and function.
Chang P, Stearns T.
Nat Cell Biol. 2000 Jan;2(1):30-5.
2,
Epsilon-tubulin is required for centriole duplication and microtubule organization.
Chang P, Giddings TH Jr, Winey M, Stearns T.
Nat Cell Biol. 2003 Jan;5(1):71-6.

alpha-tublin,beta-tublinはmicrotubleを構成、
gamma-tublinはmicrotubleを両端で束ねている。
この束ねることに、nucleateという単語がよく使われている。
この感覚がよく解からないが、マイナス極からプラス極に成長
させていく。木の根のようなものではなく、突然切り離し
たりもするようだ。
さて1の直前に他者がデルタを発見し、著者はイプシロンを発見した。
アミノ酸配列から系統発生を検討、高等生物になってからできた
ようだ。デルタはあまり特徴がない。問題はイプシロン。
抗体を作って、細胞分裂の各時期でそめてみると、中心小体の
一方でだけ、ある時期だけ染まる。前回やったMotherの突起部分、
appendagesがそまる。複数形なのは二つ突起がある。
話が前後するが、この論文を読んで山下先生は例の理論を
考え付いた。ワトソン、クリックとロザリンダ・フランクリンの
関係にあたる。
posted by ヘフティー at 18:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月01日

中心小体の遺伝

中心体Centrosomeの中に中心小体Centrioleがある。
だから中心体の遺伝と中心小体の遺伝は同じこと。
細胞分裂が終わった直後のG1期には中心体は一つ。
中に中心小体が二つあり、一方は大きく、突起が
ある。Mother1と暫定的に名付ける。
小さい方をDaughter1と名付ける。
Daughter1は成熟、成長しする。
細胞自身がS期になり、転写を始めるころ、
Mother1から、Daughter2が、Daughter1からDaughter3が転写される。
G2期になると、Daughter1は更に成熟、老成?して突起が出てきて
Mother2になる。
その頃になると、前回述べた不均等分裂が起こって、
Mother1と、Daughter2を持つ、stem cellとMother2とDaughter3を持つ
defferrential cellが出来る。
大事なことは、Mother1はいつまでも、Mother1だということ。
キンさん、ギンさんらしい。

The centrosome and asymmetric cell division.
Yamashita YM.
Prion. 2009 Apr-Jun;3(2):84-8.
解かりやすい絵がでている。
フリーでダウンロードできる。
posted by ヘフティー at 16:33| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月25日

山下由起子先生と幹細胞

1,
ニッチにおける幹細胞の非対称分裂のメカニズム
山下由起子
蛋白質 核酸 酵素Vol.51No.15(2006). 2306-2311
2,
ショウジョウバエ精子形成系における幹細胞非対称分裂のメカニズム
山下由起子
蛋白質核酸酵素 52(16), 2130-2135,2007
山下先生はスタンフォードからミシガン大学のstem cell研究所に
headとしてassistant profとして引き抜かれている。
欠点は年令が若すぎるだけのようだ。
ショウジョウバエのGSC(germ stem cell)はニッチであるHub細胞に
抱きかかえられる配置にある。
これを上下の位置関係にして考えると、ハブ細胞が上でGSCが
接触してぶらさがる。GSCが分裂期M期になった時、紡錘糸が垂直の
位置になる。M期以前の間期の時にGSCの中心体は核の上方に
ある。そこでGSCのS期に中心体も複製され二つになる。
元々の中心体mother centrosomeとdaughterが出来る。
motherはその位置に残り、daughterは核の反対側に移動する。
娘と母の中心体が染色体を引っ張って上下に細胞分裂が起こる。
上の母中心体を持つ細胞はハブ細胞に抱きかかえられたまま
なので、JAK-STAT経路で、ハブ細胞に教育され、stem cellになる。
下の細胞は教育がないので、細胞本来の分化にすすみ、精子形成に行く。
stem cellはマザコンらしい。
posted by ヘフティー at 12:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月23日

中心体

今日の内容は自信がなくマユツバも考えて読んでください。
centorosome,中心体;centriole,中心小体;
MTOC,(microtuble-organizing center)
α-tublin,β-tubline,γ-tublin,δ(delta)tublin,ε(ipsilon)tublin
pericentriolar material,中心小体周辺物質
セントリン繊維;
微小菅の構造、これがわけが解からない。
αtublinと、βtublinの球状蛋白が二つ組んでセットになっている。
これが、黒真珠白真珠のように繋がって直線となっている。
βtublinの左??下にGTPの突起が出て、左列のβtublinの
右上を引っ掛ける。一段ずれて並ぶわけだ。これを遠景から眺めると、
黒真珠、白真珠が螺旋状に連なるように見える。
微小菅は染色体を引っ張るわけだから、どんどん短くなって
最後には不要になってしまう。この急激な変化に対応するためには、
大水槽の魚の群が集中して集まったり、離散したりするように、
アルファ、ベータのセットが短時間に組んだり離れたりできるようだ?。
中心体の内部に中心小体が二つあり、セントリン繊維で二つが結ばれている。
抗γtublin抗体で中心体が見える。
中心体は細胞分裂のM期に活躍するわけであるが、G1−S−G2の
微小菅は中心体から伸長して行くのだが、出発部位は中心小体周辺物質の
中にあるMTOCである。
正確にはγTuRc(γtublin ring complex)γtublin環状複合体である。
中心小体からと誤解しやすく書いてある。
posted by ヘフティー at 16:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月20日

stem cell,niche,hub

stem cell,niche,hub
stem cell幹細胞が分裂して、元と同じ幹細胞ができる。
これを"self-renewal"とか "proliferation" という。
一方、勿論分化していく細胞もできる。"differentiation"
どちらの方向をとるか幹細胞を教育指導するものがある。
従来はmicroenvironmentと言っていた。
形態学的観察で、幹細胞を取り巻き、接触している細胞群が
みえ、hub cellと言う。ハブ空港のハブである。
ショウジョウバエの精巣や卵巣の幹細胞(GSC)germ stem cell
の周囲にはterminal filamentやcap cellやinner sheath cell他が
あり、教育組織を作っている。まとめてnicheニッチやニッチェと
言っている。ニッチ産業と同じ単語だがこの場合はすき間という
意味は無い。英英辞典では
a specialized area in a habitat,supplying the conditions
necessary for the existence of a living organism or
speciesとある。
その教育的指導に山のような論文があり、
培養で使う、胎児子牛血清のfibroblastic growth factorもその一つ。
JAK-STAT pathwayや
bone morphogenic protein(BMP)のhomologであるところの
decapentaplegic(Dpp)が代表的なもので今後勉強したい。
posted by ヘフティー at 20:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月18日

asymmetric cell divisionと中心体

radial gliaが細胞分裂して、自己を複製したり、幼若細胞化して
神経細胞を作ったりする時に不均等な分裂をすることを宮田先生が
発見して、神経解剖学に貢献したわけであるが、
asymmetric cell divisionという言葉で検索すると、1970年前後
には、細菌や酵母の細胞遺伝学では論文が出始めているが、その
仕組みについては、全く解明されていなかった。
そこに、2003年、2007年にYukiko Yamashitaという京大
出身の女性がStanfordで突破口を開いた。
この理論の理解に中心体の遺伝の知識が必要なのでまずこれを勉強
することにした。
posted by ヘフティー at 11:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。